40代になって、体が正直になりました。
睡眠が浅い日が増えた。朝起きた瞬間からなんとなく疲れている。週末に横になっても、月曜日に疲れが持ち越されている。
「これは年齢のせいだ」と思いながらも、同時に「もっと頑張れば何とかなる」とも思っていました。
でも、どこかで気づいたんです。「頑張る」と「無理する」が、私の中では混ざっていたのかもしれないと。
やめてみた3つのこと
① 「全部やる」をやめた
以前の私は、家事・仕事・子供のこと・犬のこと・人付き合い・自分のこと……すべてを高いレベルでこなそうとしていました。
「全部やれない自分は未熟だ」という感覚がどこかにあって、何かを手放すことへの罪悪感が強かったんです。
ある日、ただ疲れすぎて夕食を作れなかった。お惣菜を買って帰った。家族は「ありがとう」と言っただけで、誰も怒りませんでした。
「あ、これでよかったんだ」と気づいた夜でした。
② 「返信しなきゃ」の圧力をやめた
LINEがすぐ返せなかったとき、罪悪感を感じていました。既読から何時間も経っているのに返してない……と。
でも、体調が悪いとき・仕事で忙しいとき・ただ疲れているとき。そういうときに無理に返す文章は、思いやりのある文章になりにくい。
今は「今日は無理」と感じたら翌日に回すことにしました。大切な人ほど「遅くなってごめんね」と一言添えればわかってくれます。
③ 「いい人でいなきゃ」をやめた
頼まれると断れない。「いいですよ」と言ってしまって後で後悔する。そういうパターンが長年ありました。
「断ったら嫌われるかも」という不安が根っこにあったんだと思います。
少しずつ「今は難しいです」と言える練習をしています。最初はドキドキしましたが、断ってもほとんどの場合、相手は「そうか、残念」で終わりました。関係が壊れることはありませんでした。
体に起きた変化
3つをやめてから、少しずつ変化が出てきました。
朝の目覚めが変わった:以前は起きた瞬間から「今日やること」が頭を占領していたのが、少し穏やかになりました。
頭痛が減った:慢性的にあった緊張型の頭痛が、回数が減りました。医療的な治療は何もしていないので、ストレスの影響だったのかもしれません。
「今」に集中できるようになった:ララちゃんとの散歩中に「あとでやらなきゃいけないこと」を考えなくなった。それが意外と大きな変化でした。
「頑張らない」は「サボる」ではない
これは誤解されやすいのですが、「頑張りすぎをやめる」は「何もしない」ではありません。
必要なことをするのに、必要以上のエネルギーを使わない。 それだけのことです。
自分を消耗するほど頑張り続けると、いずれ何もできない状態になる。その前に、少しだけブレーキをかける。
それが40代の「賢い頑張り方」なのかもしれないと、今は思っています。
まだ練習中です。完全にできているわけではありません。
でも「頑張りすぎをやめる」という選択肢があることを知っただけで、少し息がしやすくなりました。
あなたが今、疲れを感じているなら、それはサインかもしれません。少しだけ、力を抜いてみてください。