「ゴールデンレトリーバー、かわいいですよね」
そう言われると、完全に同意します。ララちゃんは本当にかわいい。でも飼う前に「こういう話もあるよ」と誰かに教えてほしかったと思うことも、正直あります。
これからゴールデンを迎えたい方に、実際に飼ってわかった10のことを伝えます。
嬉しい現実(5つ)
① 人が好きで攻撃性がほぼない
ゴールデンレトリーバーは人に対してとても友好的です。宅配便の人にも尻尾を振り、知らない子供が近づいてきても怖がらせない。「番犬にしたい」人には向いていませんが、家族の一員として一緒に生活したい人にはとても向いています。
② 指示を覚えるのが早い
「おすわり」「待て」「伏せ」などの基本コマンドを、根気よく続ければかなり早く覚えます。ララちゃんは子犬の頃にトレーニングを始め、3ヶ月ほどで基本的な指示を理解できるようになりました。
③ 一緒にいるだけで心が落ち着く
忙しい日でも、ララちゃんのそばにいるとなぜか息が整います。科学的には「オキシトシン(幸せホルモン)」が関係しているらしいですが、理屈はどうあれ「ただそこにいてくれる」安心感は本物です。
④ 散歩が習慣になって体が動くようになった
毎日2回(朝・夕)の散歩が必須なので、強制的に外に出る習慣がつきます。「運動しなきゃ」という意志力は要りません。ララちゃんが「行こう」と目で言ってくる。それだけで靴を履けます。
⑤ 家族間の会話が増える
「今日のララちゃんどうだった?」「散歩どこ行った?」「病院で何て言われた?」。共通の話題ができると、家族の会話が自然と増えました。
知っておくべき現実(5つ)
⑥ 抜け毛は覚悟が必要
ゴールデンは毛量が多く、特に換毛期(春と秋)には驚くほど毛が抜けます。ソファ・カーペット・服・洗濯物。全部に毛がつく。コロコロは家じゅうに置いておくのが基本装備です。毎日のブラッシングがある程度は防いでくれますが、「毛がない生活」は諦めました。
⑦ 費用は思ったより多くかかる
フード(大型犬向けは高い)、定期的なトリミング(長毛のカット・シャンプー)、医療費(体が大きいほど薬の量も多い)。月に換算すると1〜2万円は最低ラインとして見ておく必要があります。ペット保険は早めに検討するのをおすすめします。
⑧ 旅行の計画が変わる
気軽に泊りがけで出かけられなくなりました。ペットホテルを探すか、ペット可の宿を選ぶか、誰かに預けるか。毎回計画が必要です。これを「制約」と感じるか「一緒に旅行する楽しみ」と感じるかは人によると思いますが、生活が変わることは間違いありません。
⑨ 寿命と向き合う覚悟が必要
大型犬の平均寿命は10〜12年ほどです。いずれ「別れ」が来ることは、飼う前から頭に入れておく必要があります。これは怖いことではなく、「その子のそばにいる時間を大切にする」ための覚悟だと思っています。
⑩ 引っ越しの選択肢が狭くなる
ペット可物件、しかも大型犬OKとなるとかなり数が限られます。転居が多い方や将来的に引っ越す可能性がある方は、住まいの選択肢が減ることを念頭に置いておいてください。
それでも、飼ってよかった
10個並べると「大変そう」に見えるかもしれません。でも、ララちゃんが来てから私の生活は確実に豊かになりました。
覚悟を持って迎える人に、ゴールデンレトリーバーはその覚悟以上のものを返してくれると思っています。
この記事が、大切な決断の参考になれば嬉しいです。