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〜ヨーロッパの”動く暮らし”から学ぶ、私たちのリズムの整え方〜

気づけば今日も、ほとんど同じ場所にいたかもしれません。
家事の合間にスマホをチェックして、ちょっと一息つこうと座ったら、なんとなくそのまま時間が過ぎていた。そんな日、ありませんか?

40代になると、若い頃のように無理も利かなくなってきて、「なんだか体が重い」「気分も上がらない」と感じる日が増えるもの。
でも、特別な運動や意識の高い習慣じゃなくても、自分のリズムを整える方法はあります。

今回は、ヨーロッパの”動きのある暮らし”をヒントに、心と体をやさしくほぐす新しい習慣を見つけてみましょう。


「座りすぎ」チェックリスト

まずは、あなたの日常を振り返ってみてください。

  • テレワーク・在宅作業でデスクの前に3時間以上いることがある
  • テレビやスマホを見ながら気づけば1時間以上座っていた
  • 「今日、外に出なかった」という日が週に2日以上ある
  • 食事の後もそのまま座って過ごすことが多い
  • 肩や腰が「なんとなく重い」という状態が続いている
  • 夕方になると頭がぼーっとして集中できない
  • 最近、気分が上がらない日が続いている

3つ以上当てはまった方は、「動かなさすぎ」が体と心に影響しているサインかもしれません。


座りっぱなしが、心にも効いていた?

日本人の生活は、「座ること」が多すぎると言われています。
テレビを観るときも、スマホを見るときも、食事も、仕事も…。気づくと1日7時間以上座っていた、なんてことも。

でも問題は”座ること”そのものよりも、同じ姿勢で、動かずにいる時間が長いこと。

  • 肩や腰がこる
  • 頭がぼーっとする
  • イライラしたり、やる気が出ない

これって、実は「動かなさすぎ」が影響しているかもしれません。

WHO(世界保健機関)の研究によると、長時間の座位が続くことは、糖尿病・心疾患リスクの上昇だけでなく、うつ症状や認知機能の低下にも関係することがわかっています。「運動不足」というよりも「動かなさすぎ」が問題なのです。


ララちゃんとの散歩が変えてくれたこと

ゴールデンレトリーバーのララちゃんをお迎えする前、私は典型的な「座りすぎ生活」でした。

在宅での作業が多く、気づけば午前中ずっとデスクの前。ランチもデスクで食べて、夕方には体が重くなり、頭もぼーっとした状態でした。

ララちゃんが来てから、朝と夕に必ず散歩に出るようになりました。最初は「義務」として感じていたのですが、続けるうちに気づいたのです。「散歩から帰ると、なぜか仕事がはかどる」「夜がぐっすり眠れる」「気分のムラが減った」。

ララちゃんのお散歩は、私にとって最高の「動く習慣」になりました。


ヨーロッパの人は、どうやって暮らしてるの?

ドイツやオランダ、北欧の国々では、“動くこと”が特別なことではありません。

例えばオランダ。街には自転車道がしっかり整備されていて、買い物や送り迎えも基本は自転車。
ドイツではスーパーに行くのにも歩くのが当たり前で、階段を使うのも習慣化されています。

なにも「運動のために動く」わけではなく、暮らしの中に自然と”動く”ことがあるんですね。

日本の日常ヨーロッパの日常
コンビニまで車で行く近所はすべて自転車・徒歩
エスカレーター・エレベーターが標準階段を使うのが当たり前
買い物はネットショッピング毎日市場に歩いていく
運動は「時間を作ってやるもの」移動自体が運動になっている

私たちがすべてを真似するのは難しいですが、「日常の中に動きを増やす」という発想は取り入れられます。


「動かなきゃ」じゃなくて、「ちょっと動くと気持ちいい」

私たちが見習いたいのは、ストイックな運動ではなく、“ちょっと動くだけでリフレッシュできる”という考え方。

● 立ってやってみる

料理中に少し足を動かしてみたり、スマホチェックを立ってしてみたり。立つだけでも、背筋が伸びて気持ちが変わります。

● 「ついで動き」を増やしてみる

洗濯をたたむ前に伸びをする、掃除の前に軽く屈伸をしてみるなど、“ついで”に体を使うことを意識するだけで、体も心もスッキリ。

● 外の空気を吸いに出てみる

5分でも散歩すると、思考がクリアになります。歩くことって、心の整理にも効くんですね。


1日の「ついで動き」スケジュール例

大げさな運動でなくていい。日常に「ちょっと動く」を組み込む参考スケジュールです。

時間帯ついで動き
朝起きたときベッドの上で背伸び・肩回し(2分)
朝食の準備中キッチンでかかとの上げ下げ
午前中の作業の合間1時間ごとに立ち上がって肩甲骨を動かす
ランチ後10〜15分だけ外を歩く
夕方ララちゃんと散歩(または近所をぶらり)
就寝前ストレッチ5分

これだけで、意識して「運動の時間を作る」より、ずっと多くの動きが生まれます。


“がんばらない動き”が、自分をやさしく整えてくれる

日本には、「ちゃんとやること」「きちんとしていること」を大事にする文化があります。
でもその一方で、私たちは”動くこと”すら、どこか真面目に考えすぎてしまっているのかもしれません。

ヨーロッパのように、「日常の中でちょっと動く」ことが、リズムや気分を整えてくれるなら
少しずつでも、そんな”文化の選び方”を始めてみませんか?

今日も、あなたらしく過ごせますように。


よくあるQ&A

Q. 運動が苦手・嫌いな私でも続けられますか?

A. 「ついで動き」は「運動」ではありません。歯を磨きながらかかとを上げ下げするとか、洗い物をしながら少し体重を移動させるとか、そういう「ながら」の動きです。特別な道具も時間も必要ありません。「気づいたらちょっと動いた」という程度でOKです。

Q. ララちゃんのようなペットがいないと難しいですか?

A. ペットがいなくても大丈夫です。ポイントは「動くことへのトリガーを作る」こと。「コーヒーを淹れたら必ず外の空気を吸いに出る」「お昼ごはんの後は5分だけ歩く」など、「○○したら△△する」という形で習慣を作ると続けやすくなります。

Q. 座りすぎが続くと、具体的にどんな悪影響がありますか?

A. 短期的には、肩こり・腰痛・目の疲れ・集中力の低下が出やすくなります。長期的には、血行不良による代謝の低下、筋力の衰え、気分のムラや疲れやすさにつながります。1〜2時間に1回、1〜2分でも立ち上がるだけでこれらのリスクを減らせることがわかっています。


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