「この議事録、ChatGPTに要約してもらえたら楽なのに」
そう思って、はたと手が止まる。参加者の名前、取引先の社名、電話番号——そのまま貼って大丈夫だろうか?
結論から言うと、そのまま貼るのは危険です。でも、ちょっとした「ひと手間」で安全にAIを使えます。
なぜ「そのまま貼る」と危ないのか
ChatGPTなどの生成AIは、入力した内容をサーバーに送信して処理します。設定によっては学習に使われたり、一定期間保存されたりします。
実際の事故もあります。2023年、サムスン電子では社員がソースコードや社内会議の内容をChatGPTに入力し、機密情報が漏洩しました。これをきっかけに、多くの企業が「AIに機密情報を入れるな」というルールを作っています。
つまり、こういう状況の人がたくさんいます:
- AIに議事録を要約させたいが、参加者の実名・社名が入っている
- AIにクレーム返信文を考えさせたいが、お客様の氏名・住所・電話が入っている
- AIに契約書や提案書を添削させたいが、取引先名が入っている
「便利に使いたい。でも、そのまま貼るのは怖い」——これが多くのビジネスパーソンの本音です。
解決策:個人情報を「伏字」にしてから貼る
OpenAIなども推奨しているのが、機密情報をダミー(伏字)に置き換えてから入力する方法です。
たとえば、こんな議事録があったとします:
参加者:株式会社山田製作所 佐藤部長、当社 田中 見積は500万円。請求書は鈴木様(suzuki@example.co.jp)宛に送付。
これを、こう変換してからAIに貼ります:
参加者:【会社1】 【氏名1】部長、当社 【氏名2】 見積は500万円。請求書は【氏名3】様(【メール1】)宛に送付。
これなら、AIに個人情報を渡さずに「要約して」と頼める。AIが返してきた答えの【氏名1】を、あとで「佐藤」に戻せばいい。
でも、手で1個ずつ消すのは大変
「それ、手でやるの面倒では?」——その通りです。参加者が10人いたら、10個の名前を手で置き換えるのは現実的じゃありません。
そこで作ったのが、スミケシのAIモード です。
- 文章を貼り付けるだけで、会社名・氏名・電話・住所・メール・マイナンバー・口座を自動で伏字に
- 「コピーしてAIへ」ボタンで、そのままChatGPTに貼れる
- 対応表でAIの回答を元の名前に戻せる
- 処理はすべてあなたのブラウザの中だけ。文章はどこにも送信されません(だから、前処理ツール自体が漏洩源になりません)
- 登録不要・無料
使い方は3ステップ。①「AIに貼る前にマスキング」タブを開く ②文章を貼る ③「コピーしてAIへ」。それだけです。
まとめ
- ChatGPTに会社の資料をそのまま貼るのは情報漏洩のリスク(実際の事故あり)
- 安全なのは、個人情報を伏字にしてから貼ること
- 手作業は大変なので、自動で伏字にする無料ツールを使えば一瞬
AIは便利です。でも「便利」と「安全」は両立できます。貼る前のひと手間で、安心してAIを使いましょう。